書誌事項

事物の感覚と魔術について

トンマーゾ・カンパネッラ著 ; 澤井繁男訳

国書刊行会, 2022.12

タイトル別名

De sensu rerum et magia, libri quatuor

De sensu rerum

Il senso delle cose e la magia : potenza, sapienza, e amore

Il senso delle cose e la magia

タイトル読み

ジブツ ノ カンカク ト マジュツ ニツイテ

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注記

底本: Tommaso Campanella, Il senso delle cose e la magia--potenza, sapienza, e amore, Key book, 2011

カンパネッラの関連文献: p351

人名索引: pi-iii

内容説明・目次

内容説明

ルネサンス、自然魔術の書。『太陽の都』で知られる、異端の修道士カンパネッラ。足かけ28年の獄中生活に物した主著の一冊、遂に完訳!神を戴き、天上界のマクロコスモスは地上界たるミクロコスモスを照応する。「力」「愛」「知」を基本原理に、その視線は広く森羅万象へ—あらゆるものは「感覚」する。神のもとに魔術は存在し、かたや似非魔術も存在し、カンパネッラはそれを暴く。魔術から科学へ、その移行期のルネサンス末期にあった「自然魔術」の大いなる隠微哲学体系。

目次

  • 第1巻(結果は原因の裡にあること、しかし諸元素と世界は感覚する。;第1章の命題に反駁する議論はない。 ほか)
  • 第2巻(言い残している事柄とそれをいかにして述べるべきか。;物質の感覚について。 ほか)
  • 第3巻(天上界と星辰は火のようで感受性がある。;天上界と星辰は、固有の感知力と自己保存による規則的・不規則的運動を共有し、かつ分有している。 ほか)
  • 第4巻(魔術一般とその分類。;超自然魔術は創造主との反友にあり、神の側からの友情がなければ、被造物への命令も下せず、奇蹟も生じない。 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC1892607X
  • ISBN
    • 9784336074430
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ita
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    352, iiip
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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