「戦いの物語」の政治学 : 日本人は何を守ろうとしてきたのか

書誌事項

「戦いの物語」の政治学 : 日本人は何を守ろうとしてきたのか

渡部純著

(選書「風のビブリオ」, 6)

風行社, 2022.11

タイトル別名

戦いの物語の政治学 : 日本人は何を守ろうとしてきたのか

タイトル読み

「タタカイ ノ モノガタリ」ノ セイジガク : ニホンジン ワ ナニ オ マモロウ ト シテキタノカ

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注記

本書に登場する主要な作品: p199-202

内容説明・目次

内容説明

「僕は君を守るために戦う(死ぬ)」。日本の映画では、いったいいつから兵士はこう言うようになったのか。そもそも家族や恋人への情愛は、戦争を否定するための論拠だったはずだ。戦後日本における戦争のナラティヴの変容を明らかにする。『シン・ゴジラ』『硫黄島からの手紙』『永遠の0』そして『七人の侍』…。

目次

  • 第1章 ゴジラ物語のリアルと非リアル—平和を守るための戦いの物語から国家を守るための戦いの物語が生まれるまで(『シン・ゴジラ』という不可思議;物語の起源;物語の変容)
  • 第2章 第二次大戦の記憶と物語—国家を守ると言えない戦争の物語史(物語の統合;異なる物語;ある帰結 ほか)
  • 第3章 『七人の侍』の政治社会学—祖国のために死ぬことを顕彰しない国家(『七人の侍』と『荒野の七人』;野武士とは誰か;武芸者たちの物語 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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