書誌事項

ホメロスと色彩

西塔由貴子著

(学術選書, 107)

京都大学学術出版会, 2022.12

タイトル読み

ホメロス ト シキサイ

大学図書館所蔵 件 / 62

この図書・雑誌をさがす

注記

巻頭カラー図版 (viiip) あり

参考文献: p249-261

索引: p262-269

内容説明・目次

内容説明

ホメロスからよむ豊かな色彩世界—古代ギリシアの色彩研究の先駆者の一人はイギリス首相だった。首相のグラッドストンは、ホメロスの色彩感覚はきわめて貧困だったと断じている。これに対して、本書はホメロスの叙事詩世界を手がかりにして、白は甘い?アキレウスの髪は何色か?紫が海を越える?虹は何色か?葡萄酒色の海とは?など、様々な問いを投げかけながら、古代人の豊かな色彩世界を描き出す。

目次

  • 第1章 「色」とは—飛び出す色
  • 第2章 センスとセンシビリティ—魔法のような色
  • 第3章 文字と記憶—劇場ホメロス叙事詩を翔けめぐる色
  • 第4章 言葉変換の壁—黄色はブロンドか
  • 第5章 大空と大地を舞う色—虹と自然の緑
  • 第6章 海を越える色—巻貝と紫
  • 第7章 暁の光に織り込まれる色—クロッカス、バラ、etc.
  • 第8章 水面を彩る色—たくさんの青

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ