病と芸術 : 「視差」による世界の変容
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病と芸術 : 「視差」による世界の変容
東信堂, 2022.11
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病と芸術 : 視差による世界の変容
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ヤマイ ト ゲイジュツ : 「シサ」ニ ヨル セカイ ノ ヘンヨウ
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その他の執筆者: 丸川哲史, 相馬俊樹, 虎岩直子
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Description
コロナ・パンデミック、大災害、悲惨な戦争、革命幻想などの「病気」になるとモノや世界の事象に変化をもたらす。「視差」により今まで見えていたのとは別の層が顔を出す。病気は単なる芸術表現の素材だけでなく、新たな美の発見があることを、夏目漱石、谷崎潤一郎、R・ブルックス、S・モリッシーの最新研究を通して芸術表現の新たな地平が開かれる。
Table of Contents
- 大正デカダンスとその病(結核;神経衰弱 ほか)
- 現れる身/体に現れる“病”—『細雪』身体不調論(近代/女性/商品;「複製技術の時代」の女性 ほか)
- ロメーン・ブルックス(病魔に憑かれたアンドロギュヌス;あるモダン・アマゾネスの生涯)
- 「健全だったもの」が解けていく—シネイド・モリッシーの病気詩(病気で見えてくるカルチャーの多層性;スペイン風邪とアイルランド文学 ほか)
- 芸術と病の諸相—まとめ(パンデミックと芸術の歴史;中世の黒死病 ほか)
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