母という呪縛娘という牢獄

書誌事項

母という呪縛娘という牢獄

齊藤彩著

講談社, 2022.12

タイトル別名

母という呪縛 : 娘という牢獄

タイトル読み

ハハ ト イウ ジュバク ムスメ トイウ ロウゴク

注記

主要参考文献: p285

内容説明・目次

内容説明

2018年3月、滋賀・守山市野洲川の河川敷で、両手、両足、頭部を切断された体幹部だけの遺体が発見された。遺体は激しく腐敗しており、人間のものか動物のものかさえ判別が難しかったが、その後の捜査で、近所に住む58歳の女性のものと判明する。女性は20年以上前に夫と別居し、31歳の娘と二人暮らしで、進学校出身の娘は医学部合格を目指して9年間もの浪人生活を経験していた。警察は6月、死体遺棄容疑で娘を逮捕する。いったい二人の間に何があったのか—。司法記者出身のライターが、獄中の娘と交わした膨大な量の往復書簡をもとにつづる、渾身のノンフィクション。

目次

  • 序章 面会の日
  • 第1章 懲役一五年
  • 第2章 モンスターを倒した
  • 第3章 母と娘
  • 第4章 詰問、罵倒、蒸し返し
  • 第5章 医学部目指して
  • 第6章 「娘は合格しました」
  • 第7章 九年の浪人生活
  • 第8章 助産師になりなさい
  • 第9章 黄色いコップ
  • 第10章 家族だから
  • 終章 二度目の囚人

「BOOKデータベース」 より

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