変容する現代社会と株式の法的性質 : 株式に所有権性は認められるのか
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書誌事項
変容する現代社会と株式の法的性質 : 株式に所有権性は認められるのか
(早稲田大学エウプラクシス叢書, 036)
早稲田大学出版部, 2022.12
- タイトル別名
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Thoughts on the "ownershipness" of company share : how the nature of shares concept is treated in the UK and US company acts
- タイトル読み
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ヘンヨウ スル ゲンダイ シャカイ ト カブシキ ノ ホウテキ セイシツ : カブシキ ニ ショユウケンセイ ワ ミトメラレル ノカ
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注記
博士学位請求論文「株式の「所有権」性に関する小考 : 英米法の株式概念の検討を通じて」 (早稲田大学, 2021年) をベースに, 加筆したもの
その他のタイトルは英文要旨による
参考文献: p203-222
内容説明・目次
内容説明
株式については、ある種の所有権性が認められるというのが、これまでの通説・判例であった。しかしこの考え方は、激しく変動する現代社会のなかで見直しを迫られているのではないか。英米法の議論をふまえつつ、暗号資産の法的性質にも論及した最新研究。
目次
- 序章 問題の所在と本書の検討方法・構成
- 第1編 イギリス会社法における株式の法的性質(株式会社および株式の性質;株主はpart ownerか)
- 第2編 アメリカ会社法における株式の法的性質(株式はpropertyか;人的財産としての株式;株式の法的性質から生じる法的諸問題)
- 第3編 日本の会社法において株式の所有関係の変容を示唆する事例(株式の法的性質—トヨタAA型種類株式;株式買取請求権制度における「非流動性ディスカウント」の示唆;暗号資産の法的性質—暗号資産は無体動産か)
- 終章 本書のまとめと株式の所有権性の再検討の方向性
「BOOKデータベース」 より