バルトの愚かさ
著者
書誌事項
バルトの愚かさ
(叢書記号学的実践, 37)
水声社, 2023.1
- タイトル別名
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Bêtise de Barthes
- タイトル読み
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バルト ノ オロカサ
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注記
原著 (Klincksieck, 2011) の全訳
主要参考文献: p287-292
内容説明・目次
内容説明
すべての愚かさは、主体に関するある二重の機能不全と結びついた緊張関係にある。「私」が「自己」でないときにいつも、「私」は愚かであり、「私」が「自己」であることを信じているときにも、「私」は愚かである…バルトは知性の欠如を指摘されたのだろうか?バルトは悲劇の主人公のように、知の思い上がりの報いを受けたオイディプスのように、自らの傲慢の報いを受けたのだろうか?この問いに対する、可能な限り変化に富んだ解答を提示する。フランス文学史において古くから取り上げられてきた「愚かさ」というテーマをめぐり、政治や旅や文学、そしてテクストなどの多岐にわたる視点から、バルトにおける、バルトのいう、そしてバルト自身の「愚かさ」に迫る!
目次
- 第1章 「私自身の愚かさを探究すること」
- 第2章 ステレオタイプの愚かさ
- 第3章 「書かれた」身体の愚かさ
- 第4章 文学における愚かさ
- 第5章 政治における愚かさ
- 第6章 旅における愚かさ
「BOOKデータベース」 より