暁の射手
著者
書誌事項
暁の射手
(電撃文庫, 4005,
KADOKAWA, 2023.1
- タイトル読み
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アカツキ ノ シャシュ
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注記
折り込図1枚
ブックジャケットのシリーズ番号: あ-52-5
暁佳奈著作リスト: 巻末
内容説明・目次
内容説明
「彼の者の名を『花矢』と言う」季節は、如何にして齎されるのか?その問いに人の子らはこう答える。「四季の代行者」が神々より賜りし権能で春夏秋冬を大地に巡らせるからだと。では朝と夜は?同じく人は告げる。「巫の射手」が空に矢を放ち、その矢が朝と夜の天蓋を切り裂くのだと。黎明二十年、島国『大和』の北端に位置する大地エニシに一人の少女がいた。姓に神職を冠す巫覡の一族の末裔、代行者と同じく神の御業を担う者。大和に朝を齎す「暁の射手」その人だ。少女花矢は今日も民に紛れ学舎に通う。傍に美貌の青年を従える彼女が、大和にただ一人の『朝』だとは誰も知らない。花矢と弓弦。少女神と青年従者の物語は、いま此処から始まる。
「BOOKデータベース」 より