書誌事項

宮本経済学の再評価と継承

碇山洋 [ほか] 編著

(金沢大学人間社会研究叢書)

丸善出版, 2022.12

タイトル読み

ミヤモト ケイザイガク ノ サイヒョウカ ト ケイショウ

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注記

その他の編著者: 武田公子, 佐無田光, 土井妙子

文献あり

内容説明・目次

内容説明

日本において環境を社会科学的にとらえようとするならば一度は触れるのが宮本憲一氏の研究である。社会資本、地域、国家、環境を経済の「容器」としてとらえ、経済活動とその「容器」とを、相互作用の関係のなかで統一的に分析し総合する経済学体系を構想したその業績は、経済学にとどまらず幅広い研究者に示唆と研究の種を与えている。本書では氏の蔵書「宮本文庫」の整理・公開にあたる金沢大学の研究者が、日本の環境研究の一線にいる研究者を取りまとめ、「宮本経済学」の再評価と継承を図る。

目次

  • 第1部 「宮本経済学」の再評価(「共同社会的条件の政治経済学」の継承と展開—宮本経済学の現代的意義と方法論的考察試論;戦後日本の公害・環境問題と“宮本経済学”の体系;社会資本の理論と展望—宮本憲一『社会資本論』の再評価を通じて ほか)
  • 第2部 「宮本経済学」からの展開(環境権・参加原則の国際的発展と日本の課題;「食品公害」問題における補償制度の欠陥—公害事件等における政策形成の比較から;公共事業と建設業の接続における変化 ほか)
  • 第3部 宮本文庫の活用(四日市反公害運動家・澤井余志郎の思想形成—訓覇也男との交流に着目して;大阪・中之島の景観保全運動とその現代的意義;宮本文庫の大阪府地方税財政制度研究会関連資料について ほか)

「BOOKデータベース」 より

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