ドキュメント通貨失政 : 戦後最悪のインフレはなぜ起きたか

書誌事項

ドキュメント通貨失政 : 戦後最悪のインフレはなぜ起きたか

西野智彦著

岩波書店, 2022.12

タイトル別名

通貨失政 : ドキュメント : 戦後最悪のインフレはなぜ起きたか

タイトル読み

ドキュメント ツウカ シッセイ : センゴ サイアク ノ インフレ ワ ナゼ オキタカ

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注記

主な参考文献: p291-296

内容説明・目次

内容説明

1971年8月の「ニクソン・ショック」に端を発し、狂乱物価、円の暴落、貿易赤字の急拡大という「三重苦」に見舞われ大混乱に陥った日本経済。時の為政者や大蔵省、日銀のエリートは、なぜ事態を防げなかったのか。彼らは何を誤ったのか。歳月をこえて当局者たちが残した膨大なオーラルヒストリーや日記、私信等を独自に入手し、近代経済史に残る一大事件の舞台裏を精緻に検証する。我々は半世紀前の失敗から何を学べるのか。

目次

  • 第1章 運命が変わった日(ニクソン・ショック、そのとき;何のことか分からなかった ほか)
  • 第2章 スミソニアンへの難路(急ごしらえの売出手形;日銀理事、国会に呼ばれる ほか)
  • 第3章 緩和、さらなる緩和(脆弱なるスミソニアン合意;1ドル=360円のミステリー ほか)
  • 第4章 失政と狂乱の果て(田中と佐々木の奇しき縁;立ちはだかる財政の論理 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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