グノーシス主義の思想 : 「父」というフィクション
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グノーシス主義の思想 : 「父」というフィクション
春秋社, 2023.1
- : 新装版
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グノーシス主義の思想 : 父というフィクション
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グノーシス シュギ ノ シソウ : チチ ト イウ フィクション
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初版: 2009年11月刊
文献一覧: p267-271
Description and Table of Contents
Description
心理学者ユングやポストモダンの思想家など多くの知識人を魅了してきたグノーシス主義。しかし彼らの理解は己れの空想や独善を仮託した蜃気楼にすぎなかった。虚妄の解釈を排し、歴史の流れを踏まえて、テキストを細心に読み解くとき、“父なる神”の真の姿を求めて進化したグノーシス主義の発展と崩壊の軌跡が明らかになる。キリスト教最大の異端、その思想の深度。
Table of Contents
- 第1章 グノーシス主義前史(古代都市の信仰—「父」というフィクション;プラトン主義的形而上学;ストア主義的自然学;混淆主義的変身譚)
- 第2章 二つのグノーシス神話(『ポイマンドレース』;『ヨハネのアポクリュフォン』)
- 第3章 鏡の認識(グノーシス主義と精神分析;プレーローマの成立と破綻;奪われた自己像;仮現論—真実の神の変容;新婦の部屋)
- 第4章 息を吹き込まれた言葉—グノーシス主義とキリスト教(グノーシス主義とキリスト教;神の三つのペルソナ—キリスト教教義の要約;言葉の分裂;真の神の名)
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