近代中国の国家主義 (ナショナリズム) と軍国民主義 (ミリタリズム) Nationalism and militarism in modern China

書誌事項

近代中国の国家主義 (ナショナリズム) と軍国民主義 (ミリタリズム) = Nationalism and militarism in modern China

小野寺史郎著

晃洋書房, 2023.1

タイトル別名

近代中国の国家主義と軍国民主義

タイトル読み

キンダイ チュウゴク ノ ナショナリズム ト ミリタリズム

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注記

史料・文献一覧: p177-187

内容説明・目次

内容説明

現在の中華人民共和国を特徴づける「政党国家体制」と「党軍」というシステムは、いかにして成立したのか。本書は、近代中国の知識人たちによる、国民と国家、社会と軍隊、民衆と知識人の3つの関係をめぐるさまざまな論争の展開を繙くことで、近代中国の軍事観・平和観の特徴を分析するとともに、このシステムが形成された背景を追究する。

目次

  • 第1章 中国における「民族主義」と「国家主義」の起源—梁啓超を中心に
  • 第2章 清末民初のミリタリズム
  • 第3章 科学とミリタリズム—中国における第一次世界大戦報道とその思想的影響
  • 第4章 第一次世界大戦期の中国知識人と「愛国」の群衆心理—陳独秀を中心に
  • 第5章 民族か、階級か—1920年代中国における「国家主義」の展開
  • 第6章 デモクラシーとミリタリズム—1920年代中国の軍事・社会論
  • 第7章 近代中国の平和論—「中華民族酷愛和平」考

「BOOKデータベース」 より

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