国際法を編む : 国際連盟の法典化事業と日本

書誌事項

国際法を編む : 国際連盟の法典化事業と日本

高橋力也著

名古屋大学出版会, 2023.1

タイトル別名

国際法を編む : 国際連盟の法典化事業と日本

タイトル読み

コクサイ ホウ オ アム : コクサイ レンメイ ノ ホウテンカ ジギョウ ト ニホン

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注記

博士号請求論文 (日本大学, 2020年提出) を大幅に加筆修正したもの

参考文献: 巻末p9-55

内容説明・目次

内容説明

大国中心の法創造プロセスに風穴をあけ、初めて幅広い主体に国際法を開いた国際連盟の法典化事業。特に積極的な貢献をみせた日本を軸に、失敗とされたハーグ会議の意義を再評価、国益の追求にとどまらない法律家の実像を活写し、国際法の歴史を外交史的アプローチもふまえて描き直す。忘れられた“法的国際主義”の挑戦。

目次

  • 序章 国際法の受け手から「つくり手」へ
  • 第1章 エリヒュー・ルートと戦間期国際法の法典化の端緒
  • 第2章 国際連盟による法典化事業の始動
  • 第3章 「ムッシュー・マツダ」の海賊条約草案
  • 第4章 日本国際法学会の国際法典案
  • 第5章 「事実上の」法律顧問たち—ハーグ会議に向けた訓令策定過程と立作太郎
  • 第6章 国際法を編む—ハーグ会議と日本
  • 第7章 立作太郎以後—戦時期外務省における法律顧問設置構想
  • 終章 「真正なる意義に於ける国際法」を求めて

「BOOKデータベース」 より

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