佇む傍観者の哲学 : ショーペンハウアー救済論における無関心の研究

書誌事項

佇む傍観者の哲学 : ショーペンハウアー救済論における無関心の研究

鳥越覚生著

晃洋書房, 2022.12

タイトル読み

タタズム ボウカンシャ ノ テツガク : ショーペンハウアー キュウサイロン ニオケル ムカンシン ノ ケンキュウ

注記

博士論文「ショーペンハウアー哲学における無関心の研究」(京都大学, 2021年) を基にしたもの

内容説明・目次

内容説明

悲哀に満ちた世界の中で「よく生きる」ためのヒント。日常の利害関心から離れ、佇むことで開かれる世界とは何か。ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』を「無関心」をキーワードに読み解き、その救済論が秘める可能性に迫る。

目次

  • 第1部 佇む傍観者の無関心(それ自身無関心に、単に知覚される感覚の発見;色彩と利害関心;単なる色彩は美しいか?;美とその媒体;人間とイデー ほか)
  • 第2部 佇む傍観者が透かしみる無上の無関心(美から善へ;苦悩の共同;地獄をみる;人間はエゴイズムを克服できるか?;陰徳としての謙遜 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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