ブライト・ヤング・ピープルと保守的モダニティ : 英国モダニズムの延命 Bright young people and conservative modernity : apothanasia of English modernism

書誌事項

ブライト・ヤング・ピープルと保守的モダニティ : 英国モダニズムの延命 = Bright young people and conservative modernity : apothanasia of English modernism

高田英和 [ほか] 編著 ; 大谷伴子, 菊池かおり著

小鳥遊書房, 2022.12

タイトル別名

ブライトヤングピープルと保守的モダニティ : 英国モダニズムの延命

タイトル読み

ブライト・ヤング・ピープル ト ホシュテキ モダニティ : エイコク モダニズム ノ エンメイ

注記

その他の編著者: 大道 千穂, 井川ちとせ, 大田 信良

編著者「高田」の「高」は「梯子高 (はしごだか)」の置き換え

Works cited (引用文献): 各章末

内容説明・目次

内容説明

個人主義と資本主義を推し進め、格差と二極化を進めた「モダニティ」(近代性)からの脱却に向けて、大衆化するイギリス文化をモダニズム論で分析せず、1920年代のはじめ、ロンドンに登場した「はしゃぐ若者たち=ブライト・ヤング・ピープル」を問い直し更新する。

目次

  • はじめに 「ブライト・ヤング・ピープル」の(不)可能性と(反)リベラリズム
  • 第1部 ブライト・ヤング・ピープルの文化とモダニティ(洒落男たちの戦間期—ブライト・ヤング・ピープル、王室とメディア、そしてモダニズム;ディアギレフ的でリーヴィス的—シットウェル三姉弟のモダニズム;「ブライト・ヤング・ピープル」の黄昏と戦間期以降の英国リベラリズムの文化)
  • インターメッツォ(「英文学」と「モダニズム」—オックスフォードと「英国の、あるいは、英国による」リベラリズム)
  • 第2部 保守的モダニティと拡張するリベラリズムの帝国(20世紀の世界において保守主義に籠ったリベラルな英国文化?—A・P・ハーバートの「ヒウマーの特性」と喜歌劇『タンティヴィ荘』;モダニティ論とさまざまなモダニズムが誕生するわけ—ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』と記憶/トラウマ論再考;“Artists,archaeologists,architects,etc.prefer Shell”—1930年代の英国文化と国際石油資本シェル)
  • おわりに 大衆化時代の英国若者文化を、モダニティ論によって、再解釈したりする?

「BOOKデータベース」 より

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