差別の地域史 : 渡辺村からみた日本社会
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差別の地域史 : 渡辺村からみた日本社会
(シリーズ宗教と差別, 第3巻)
法藏館, 2023.2
- タイトル読み
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サベツ ノ チイキシ : ワタナベムラ カラ ミタ ニホン シャカイ
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注記
監修: 磯前順一, 吉村智博, 浅居明彦
文献: 各章末
文献ガイド: p268-273
内容説明・目次
内容説明
渡辺村を語らずして、日本の歴史は語れない。時の権力によって移転を余儀なくされた賎民集団の存在。江戸時代に西日本の一大皮革集積地となった大坂・渡辺村と、どのような関係にあるのか。皮革にまつわる賎視や穢れ観はいつから生まれたのか。坐摩神社や真宗寺院など宗教との関係はどのようなものなのか。鎖国時代の東アジア圏での活発な交易の実態、そして、近代の軍需産業へ—謎に満ちた古代〜中世の信仰や生業にも焦点をあてた、新視点の論集。
目次
- 対談(出会いと共感が創りだす新しい部落史)
- 歴史(すべては、移転からはじまった—中世大坂の賎民と「渡辺」)
- 信仰(坐摩神社から浪速神社へ—「渡辺」と神社の深い関係;親鸞系諸門流と被差別民—西本願寺・本照寺・万宣寺・穢寺をめぐって)
- 生業(皮革づくりは穢れているか—差別の始まりを考える;牛の皮はこうして運ばれた!—渡辺村商人の東アジア広域ネットワーク;皮革は朝鮮半島からもやってきた—西浜の皮革業と牛皮)
- 特論 近代史の窓から
「BOOKデータベース」 より