テロルの原点 : 安田善次郎暗殺事件

書誌事項

テロルの原点 : 安田善次郎暗殺事件

中島岳志著

(新潮文庫, 11718, な-66-3)

新潮社, 2023.2

タイトル別名

朝日平吾の鬱屈

タイトル読み

テロル ノ ゲンテン : ヤスダ ゼンジロウ アンサツ ジケン

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注記

筑摩書房2009年刊の文庫化、加筆修正、改題

引用文献: p256-259

内容説明・目次

内容説明

一九二一年、ある無名の青年が広く知られる人物を殺害した。一代で財閥を作り上げた安田善次郎を襲った犯人の名は、朝日平吾。その衝撃は原敬首相暗殺の連鎖を生み、二・二六事件に至るテロリズムの世を招来する。彼は屈辱、怨恨、強い承認願望を抱いていたのではないか—。当時と現代に格差社会という共通項を見出す著者が、青年の挫折に満ちた半生を追ってゆく。

「BOOKデータベース」 より

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