テロルの原点 : 安田善次郎暗殺事件
著者
書誌事項
テロルの原点 : 安田善次郎暗殺事件
(新潮文庫, 11718,
新潮社, 2023.2
- タイトル別名
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朝日平吾の鬱屈
- タイトル読み
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テロル ノ ゲンテン : ヤスダ ゼンジロウ アンサツ ジケン
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注記
筑摩書房2009年刊の文庫化、加筆修正、改題
引用文献: p256-259
内容説明・目次
内容説明
一九二一年、ある無名の青年が広く知られる人物を殺害した。一代で財閥を作り上げた安田善次郎を襲った犯人の名は、朝日平吾。その衝撃は原敬首相暗殺の連鎖を生み、二・二六事件に至るテロリズムの世を招来する。彼は屈辱、怨恨、強い承認願望を抱いていたのではないか—。当時と現代に格差社会という共通項を見出す著者が、青年の挫折に満ちた半生を追ってゆく。
「BOOKデータベース」 より