王統と国家 : 近代ドイツ公法学における「君侯法」の展開

書誌事項

王統と国家 : 近代ドイツ公法学における「君侯法」の展開

藤川直樹著

(神戸学院大学法学研究叢書)

弘文堂, 2023.2

タイトル別名

王統と国家 : 近代ドイツ公法学における君侯法の展開

タイトル読み

オウトウ ト コッカ : キンダイ ドイツ コウホウガク ニオケル クンコウ ホウ ノ テンカイ

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注記

参考文献: 巻末p9-36

内容説明・目次

内容説明

“王統”の法と“国家”の法、その緊張と交錯に迫る。王位継承や王室家憲を始めとする「世襲君主制」に纏わる“君侯法”の諸問題から近代ドイツ公法学のドグマーティクを精緻な歴史的アプローチから読み直す、比類なき研究成果。

目次

  • 序章 「君侯法」とは何か(問題の所在;課題と視角)
  • 第1章 国家法人格の理論の成立と“君侯法”論の前哨—一八三〇・四〇年代(クリューバーとアイヒホルンの対抗と世代交代;ハノーファー憲法紛争とアルブレヒトの国家法人説;マウレンブレッヒャーの国法学と「家産原理」;シュタールの「家産原理」批判と男系親同意権;反響と学説布置)
  • 第2章 王位継承法理論の転機と“君侯法”の形成—一八五〇・六〇年代(普通ドイツ国法の標準形成と王位継承法理論の転機;ゲルバーの国法学における王位継承と“君侯法”;シュルツェの王位継承法研究と「君侯法」の概念)
  • 第3章 公法学の「方法的転換」と“君侯法”論—一八七〇・八〇年代(ラーバントと「法学的方法」の確立;シュルツェにおける男系親同意権の否定と「君侯法」;シュルツェ学説の受容と限界;帝国立法における私的君侯法の再編と「君侯法」の乖離)
  • 第4章 王位継承紛争と“君侯法”論争—一八九〇年代以降(リッペ侯位継承事件と男系親同意;レーム“君侯法”論の挑戦;“君侯法”の理論と実践)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD00627520
  • ISBN
    • 9784335359385
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 342, 41p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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