シベリア森林の民族誌 : 漁撈牧畜複合論

書誌事項

シベリア森林の民族誌 : 漁撈牧畜複合論

大石侑香著

昭和堂, 2023.2

タイトル読み

シベリア シンリン ノ ミンゾクシ : ギョロウ ボクチク フクゴウロン

大学図書館所蔵 件 / 56

この図書・雑誌をさがす

注記

博士学位請求論文 (首都大学東京, 2018年) とその後の追調査成果をもとに執筆したもの

参考文献: p263-271

内容説明・目次

内容説明

移動性の高いトナカイ牧畜と定住的な内水面漁撈をいかに行うか。生業複合の過程・移動・放牧技術・食糧補完・社会関係・物質文化・近代化への反応を検討しながら、極寒の森にくらす人々の柔軟で多様な自然とのかかわりあいを描く。

目次

  • 第1章 序論 “魚‐人‐トナカイ”関係への視点
  • 第2章 西シベリア森林地帯の自然と人
  • 第3章 生業史と漁撈牧畜複合の過程
  • 第4章 居住形態と季節移動の条件
  • 第5章 魚を食べるトナカイ—先導トナカイの養成
  • 第6章 はぐれトナカイをめぐるコンフリクト—放牧テリトリーと社会関係
  • 第7章 魚を食べるヒト—分業と交換
  • 第8章 毛皮になったトナカイたち—装いと動物観
  • 第9章 地下資源開発と水産資源保全における先住民の生態資源利用
  • 第10章 結論 漁撈牧畜複合論

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ