異世界への憧憬 : ヒエロニムス・ボスの三連画を読み解く

書誌事項

異世界への憧憬 : ヒエロニムス・ボスの三連画を読み解く

木川弘美著

ありな書房, 2023.2

タイトル別名

Schlecht, desiderium mundi alii : Intellegere tripticam apud Hieronymus Bosch

異世界への憧憬 : ヒエロニムスボスの三連画を読み解く

タイトル読み

イセカイ エノ ショウケイ : ヒエロニムス ボス ノ サンレンガ オ ヨミトク

大学図書館所蔵 件 / 39

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

“魔”の匠ヒエロニムス・ボスが、婚礼を言祝ぐ“快楽の園”に、浄罪の苦しみの“快楽の園”に、化生のものたちが招く“聖アントニウスの誘惑”に、地獄へと堕ちる魂の“最後の審判”に、贖罪と救済の“干草車”に、生と死、快と苦、仁と化、実と虚が織りなす薔薇色の、天使的な楽園幻想の姿を視覚化する!

目次

  • プロローグ “魔”の世界へ
  • 第1章 時代の寵児か異端者か—ヒエロニムス・ボスという画家
  • 第2章 神の視線が意味するもの—婚礼画としての“快楽の園”
  • 第3章 浄罪か永劫の苦しみか—“快楽の園”の右翼パネルが示すもの
  • 第4章 魔物はどこから—リスボンの“聖アントニウスの誘惑”
  • 第5章 誰のための「審判」か—ウィーンの“最後の審判”
  • 第6章 人の罪を描く—“干草車”に示された贖罪と救済への道
  • エピローグ “魔”の世界から

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ