災害〈後〉を生きる : 慰霊と回復の災害人文学
著者
書誌事項
災害〈後〉を生きる : 慰霊と回復の災害人文学
(東北アジア研究専書)
新泉社, 2023.3
- タイトル別名
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災害後を生きる
- タイトル読み
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サイガイ〈ゴ〉オ イキル : イレイ ト カイフク ノ サイガイ ジンブンガク
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注記
その他の執筆者: 木村敏明, 大村哲夫, セバスチャン・ペンメレン・ボレー, フラヴィア・フルコ, 坂口奈央, アリーン・エリザベス・デレーニ, ユリア・ゲルスタ
コラム執筆者: 門馬健, 安田容子, 福田雄, 小谷竜介, 瀧川裕貴, 呉屋淳子, 山口睦, 門廻充侍, 蛯名裕一
文献: 各章末
収録内容
- 慰霊と回復の災害人文学 / 李善姫 [執筆]
- 東日本大震災後における地方自治体の慰霊・追悼行事 / 木村敏明 [執筆]
- 非合理と慰霊 / 大村哲夫 [執筆]
- 破壊と復興の狭間で / セバスチャン・ペンメレン・ボレー [執筆]
- 東日本大震災後の「語り部」 / フラヴィア・フルコ [執筆]
- 被災者の記憶と葛藤 / 坂口奈央 [執筆]
- 東日本大震災後の日本における変化した(文化的)景観 / アリーン・エリザベス・デレーニ [執筆]
- 復興中の居場所とジェンダーの役割 / ユリア・ゲルスタ [執筆]
- 東日本大震災とエスニック・マイノリティ / 李善姫 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
未曾有の大震災から10余年。大きな喪失感を抱えた人びとと共同体は、災害の記憶をどのようにとらえ、慰霊と回復に向き合ってきたのか。国内外の人類学、民俗学、宗教学などの研究者が、被災地と人びとの「再生」に向けた歩みを見つめる。
目次
- 慰霊と回復の災害人文学
- 第1部 震災と記憶と慰霊—どのようにメモリアル化するのか(東日本大震災後における地方自治体の慰霊・追悼行事;非合理と慰霊—東日本大震災と死児におくる卒業証書;破壊と復興の狭間で—東日本大震災メモリアル・ランドスケープの過渡性について)
- 第2部 景観の変化と記憶の風化、そして伝承(東日本大震災後の「語り部」—集合的記憶の交渉と復興プロセスおよび災害教育支援;被災者の記憶と葛藤—なぜ震災遺構を解体したいのか;東日本大震災後の日本における変化した(文化的)景観—海岸線の変化が「場所への愛着」に及ぼす影響)
- 第3部 コミュニティ再生と機会の窓(復興中の居場所とジェンダーの役割—三・一一は「機会の窓」になったのか?;東日本大震災とエスニック・マイノリティ—移住女性たちのコミュニティ活動と社会参画の持続可能性を考える)
「BOOKデータベース」 より