時間に抗う物語 : 文学・記憶・フェミニズム
著者
書誌事項
時間に抗う物語 : 文学・記憶・フェミニズム
青弓社, 2023.2
- タイトル別名
-
時間に抗う物語 : 文学記憶フェミニズム
- タイトル読み
-
ジカン ニ アラガウ モノガタリ : ブンガク キオク フェミニズム
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内容説明・目次
内容説明
戦前のアナキズムやプロレタリア文学、フェミニズム、戦後の文学作品を「歴史」「戦前・戦後」などの視点から批判的に検証する文学研究・ジェンダー批評。
目次
- 時間に/で介入する
- 第1部 運動/性/階級のポリティクス(フェミニズムとアナキズムの出合い—伊藤野枝とエマ・ゴールドマン;プロレタリアの「未来」と女性解放の夢—性と階級のポリティクス;残滓としての身体/他者—平林たい子「施療室にて」と「文芸戦線」)
- 第2部 暴力を描く地点(強制労働の記憶/記録—松田解子「地底の人々」;歴史の所在/動員されるホモエロティシズム—大江健三郎『われらの時代』にみる戦争の痕跡;「戦時」をめぐる歴史的時間の編成—井伏鱒二「黒い雨」;未来を語る/語らないこと—井上ひさし『父と暮せば』)
「BOOKデータベース」 より