電力危機 : 私たちはいつまで高い電気代を払い続けるのか?
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書誌事項
電力危機 : 私たちはいつまで高い電気代を払い続けるのか?
(星海社新書, 251)
星海社 , 講談社 (発売), 2023.2
- タイトル別名
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電力危機 : 私たちはいつまで高い電気代を払い続けるのか?
- タイトル読み
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デンリョク キキ : ワタシタチ ワ イツマデ タカイ デンキダイ オ ハライツズケル ノカ?
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注記
参考文献: p258-269
内容説明・目次
内容説明
現在、日本の電力事情は危機的状況にある。エネルギー不足を受けて電気代はかつてなく高騰し、電力不足を告げる警報も一度ならず発出されている。日本経済の未来に大きな影響を及ぼしかねないこの惨状は、2011年の東日本大震災以降、具体的なビジョンなきままに進められた日本の電力改革が行き着いた必然の結果である。本書では、1世紀以上にわたり発展してきた電力産業の現在までの歩みを概観し、日本が今後直面する危機の実情を明らかにするとともに、エネルギー業界の第一線でコンサルティングを行う著者が実地で練り上げた、今こそ日本が取るべきエネルギー戦略を提案する。
目次
- 第1章 なぜ今電力不足が起きているのか(そもそも「電気」とは何か;「エネルギー」とは何か;電気はどういうエネルギーか ほか)
- 第2章 9電力体制はどのように誕生したか(「電力王」福澤桃介と「電力の鬼」松永安左エ門;「拝金主義者」福澤桃介と「実業家」松永安左エ門のタッグ誕生;安佐エ門、北九州にて電力会社の科学的経営を確立する ほか)
- 第3章 電力自由化はなぜ上手くいっていないのか(9電力体制と原子力発電;石油危機と9電力体制の綻び;電力自由化による9電力のコスト意識の高まりと石炭回帰 ほか)
- 第4章 電力の未来はどうなるか(現状認識1:電力システム改革は今のところ上手くいっていない;現状認識2:東日本の電力不足は長期化するが、それ自体は大きな問題ではない;現状認識3:電力料金はまだ上がる、これは大問題である ほか)
「BOOKデータベース」 より