「軍都」を生きる : 霞ヶ浦の生活史1919-1968
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書誌事項
「軍都」を生きる : 霞ヶ浦の生活史1919-1968
岩波書店, 2023.2
- タイトル別名
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軍都を生きる : 霞ケ浦の生活史1919-1968
- タイトル読み
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「グント」オ イキル : カスミガウラ ノ セイカツシ 1919-1968
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注記
JSPS特別研究員奨励費(16J07783,20J00313)を活用して調査したもの
略年表(1919-1968): 巻末p2-3
内容説明・目次
内容説明
話は、日本で二番目に広い湖、霞ヶ浦のほとりの村での海軍飛行場建設から始まる。地域の人々は、基地経済や、基地から外出してくる軍人と、日常的にどう関わっていたのか。戦後はなぜ、自衛隊駐屯地を誘致したのか。戦争や開発、祝祭に揉まれて暮らしてきた地域住民の生活体験を、戦前から戦後にかけて、資料やインタビューをもとに、当時の豊富な写真も交えながら活き活きと描き出す。
目次
- プロローグ この世界のもう一つの片隅で
- 序章 基地を抱きしめて
- 第1章 空に飛行機、地には下宿—戦間期の海軍航空隊は「世界の空の港」
- 第2章 盛り場は「ボイコット」、料亭で「芋掘り」—暴力の諸形態
- 第3章 「空都」の膨張と破裂—占領期は「学園都市」へ
- 第4章 自衛隊にみた「軍都」復興の夢—空洞への誘致と高度経済成長期の埋没
- 第5章 広報にみえる旧軍の面影—科学技術・祝祭・災害派遣
- 終章 軍事化の共演
- エピローグ 記憶の器
「BOOKデータベース」 より