バロック的叛逆の社会思想 : ニーチェ・フロイト・ブルクハルト批判

書誌事項

バロック的叛逆の社会思想 : ニーチェ・フロイト・ブルクハルト批判

石塚正英著

社会評論社, 2023.2

タイトル別名

バロック的叛逆の社会思想 : ニーチェフロイトブルクハルト批判

叛逆の社会思想 : バロック的 : ニーチェ・フロイト・ブルクハルト批判

タイトル読み

バロックテキ ハンギャク ノ シャカイ シソウ : ニーチェ・フロイト・ブルクハルト ヒハン

大学図書館所蔵 件 / 18

この図書・雑誌をさがす

注記

諸文献摘要タイトル一覧II: p360-367

内容説明・目次

内容説明

生成の発端・始原あるいは存在としての人類文化、これを忘れて結果・成果としての現代ハイテク文化を過信してはならない。アルテスリベラレス(リベラルアーツのラテン語)は、ギリシア・ローマ時代であれば、奴隷制を前提にした自由人の教養でしかない。アリストテレスの奴隷観を知れば、彼は奴隷を倫理の対象に含めない教養人の典型である。私は、そのような教養観に叛旗を翻したのである。先史人や野生人を無視した教養など、教養ではない。だいたい、教養という語は、ドイツ語の“Ausbildung”という綴りで一目瞭然なように生成(Bildung)であり、およそ自然のままではない。(はしがきより)

目次

  • 1 バロック的叛逆(バロックという社会思想;野生的なまなざしの象形画家ジョアン・ミロ;ニーチェ哲学の価値転換(Umwerthung)と歴史知の価値転倒(Werthumkehr);フロイトにおける野生(Wildheit)の意味;ブルクハルト史観の批評;幸徳秋水にとってのヘーゲル左派)
  • 2 読書ノートという生き方(ヤスパース『歴史の起原と目標』読書ノート;読書ノートの時代)
  • 付録1 諸文献摘要タイトル一覧2—2000年〜2022年
  • 付録2 ある社会哲学者の3年にわたるWith‐CORONA

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD00984801
  • ISBN
    • 9784784518968
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    383p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ