シュッツの社会科学認識論 : 社会の探究が生まれるところ

書誌事項

シュッツの社会科学認識論 : 社会の探究が生まれるところ

高艸賢著

晃洋書房, 2023.3

タイトル別名

Alfred Schütz

タイトル読み

シュッツ ノ シャカイ カガク ニンシキロン : シャカイ ノ タンキュウ ガ ウマレル トコロ

注記

東京大学大学院人文社会系研究科に提出した博士論文「アルフレート・シュッツの科学論--社会科学認識論における生と認識の問題」を大幅に加筆修正したもの

文献: 巻末pvii-xxviii

内容説明・目次

内容説明

社会科学が知を生み出すことはいかにして可能か。シュッツの社会理論を手がかりに、学問の前提を問い直す。ベルクソン、フッサール、ウェーバーの3人を知的源泉とするシュッツ。「生」と「認識」の関係を問う彼の問題意識を、現代に継承する。

目次

  • 第1章 序論—生と認識の問題
  • 第2章 先行研究の検討
  • 第3章 シュッツ科学論の思想史的位置
  • 第4章 前科学的な生の次元へ—シュッツのベルクソン受容
  • 第5章 体験からの疎隔としての社会科学—『社会的世界の意味構築』を読む
  • 第6章 生世界概念の導入—生成から世界への内属へ
  • 第7章 多元的現実と意味領域
  • 第8章 間主観的探究としての社会科学—レリヴァンス、相対主義、価値自由
  • 第9章 理解社会学の論理—事例研究とは何か
  • 第10章 結論

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BD0098519X
  • ISBN
    • 9784771036949
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xii, 261, xxviiip
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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