三稜の玻璃 : 平安朝文学と漢詩文・仏典の影響研究

書誌事項

三稜の玻璃 : 平安朝文学と漢詩文・仏典の影響研究

中野方子著

武蔵野書院, 2023.2

  • : 新装版

タイトル読み

サンリョウ ノ ハリ : ヘイアンチョウ ブンガク ト カンシブン ブッテン ノ エイキョウ ケンキュウ

内容説明・目次

内容説明

平安期文学、漢文学、仏典が交叉し生み出す、複雑な光の饗宴。三稜の玻璃(プリズム)を透過した白色光は、七色の彩となって現れる。古のことばも、三稜の玻璃を通して、これまでとは異なる始原の相貌をもって輝き出すのではないか。業平、貫之、友則、伊勢の和歌や、『伊勢物語』、『源氏物語』を中心とした平安朝文学と漢詩文、仏典という三面のジャンルが交叉し、交響し合う論文集。

目次

  • 第1章 身と心の歌と仏典—『古今集』・『紫式部集』
  • 第2章 『白氏文集』・『古今集』・『伊勢物語』と仏典—浄土思想と『涅槃経』と
  • 第3章 『古今集』・『伊勢物語』と漢詩文
  • 第4章 『源氏物語』と漢詩文
  • 第5章 平安朝文学と中国俗文学
  • 第6章 和漢朗詠集の配列をめぐる問題
  • 第7章 語誌二題

「BOOKデータベース」 より

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