源氏物語歌筐
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源氏物語歌筐
勉誠出版 (発売), 2023.2
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ゲンジ モノガタリ ウタガタミ
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注記
富士短歌会の歌誌『富士』での連載(平成23年(2011)-令和元年(2019))を踏まえたもの
令和4年度学習院大学研究成果刊行助成による支援を受けたもの
和歌索引: p400-416
内容説明・目次
内容説明
生きる喜び、人を愛する幸せ、愛するがゆえの苦悩、別れの悲しみ、老いへの恐れ…『源氏物語』に登場する人物たちは誰もが歌をよみ、その心情を伝える。また、古歌を踏まえた表現—「引歌」—により、物語の世界観はより一層豊かなものとなっている。本書では『源氏物語』のあらすじを、作中人物歌・引歌とともに丁寧に解説。作中人物の重要な会話文や心内語(心中思惟)をも丹念に読み解く。臨場感あふれる魅力的な物語世界を感じることができる、『源氏物語』入門書としても最適な一冊。
目次
- 第1部 栄華への道のり(光源氏誕生—桐壺(一);雨夜の品定め—帚木(二);空〓との恋—帚木(二)・空〓(三) ほか)
- 第2部 欠けてゆく月(女三の宮の六条院降嫁—若菜上(三四);女三の宮、柏木の子を宿す—若菜下(三五);女三の宮の出家と柏木の死—柏木(三六) ほか)
- 第3部 光源氏亡き後・宇治十帖(匂ふ兵部卿と薫る中将—匂兵部卿(四二);按察大納言一家の物語—紅梅(四三);故髭黒太政大臣家のその後—竹河(四四) ほか)
「BOOKデータベース」 より