戦時下の日本映画 : 人々は国策映画を観たか

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戦時下の日本映画 : 人々は国策映画を観たか

古川隆久著

吉川弘文館, 2023.3

  • : 新装版

タイトル読み

センジカ ノ ニホン エイガ : ヒトビト ワ コクサク エイガ オ ミタカ

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内容説明・目次

内容説明

国益優先か、娯楽性の追求か—日本初のすれ違い恋愛劇『愛染かつら』の公開に、映画の役割をめぐり一大論争が巻き起こった。“国策映画”が推奨された時代、人々が求めていた映画と日本社会を探った名著を新装復刊。

目次

  • 1 日中戦争勃発時の映画と社会(社会の中の映画;映画と国家;映画業界の姿;映画言論の世界)
  • 2 映画界の活況と映画法制定(日中戦争勃発後の状況;映画法の制定;『愛染かつら』論争と映画法の施行)
  • 3 映画法の本格発動(バブルのような戦争景気;『歴史』の不振と『支那の夜』の大ヒット;七・七禁令と観客の動向;時局の緊迫化と映画臨戦態勢)
  • 4 映画新体制と太平洋戦争(太平洋戦争開戦前後の状況;『ハワイ・マレー沖海戦』の大ヒットと国民映画普及会の誕生;娯楽映画の大ヒットと検閲強化;映画統制の挫折;敗戦をむかえて)

「BOOKデータベース」 より

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