人間はなぜ戦争をやめられないのか
著者
書誌事項
人間はなぜ戦争をやめられないのか
(祥伝社新書, 671)
祥伝社, 2023.2
- タイトル別名
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人間はなぜ戦争をするのか : 日本人のための戦争設計学・序説
人間はなぜ戦争をやめられないのか : 平和を誤解している日本人のために
- タイトル読み
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ニンゲン ワ ナゼ センソウ オ ヤメラレナイ ノカ
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注記
1996年クレスト社刊, 2000年三笠書房刊, 2004年祥伝社刊
内容説明・目次
内容説明
「平和」を誤解している日本人のために。ウクライナで続く戦争は、ロシア対西側(NATO諸国)という第三次世界大戦を招くのか—。戦後七八年、世界各地で戦火が絶えることはなかった。なぜ人間は戦争をするのか。平和主義者は「戦争について考えるから戦争が起きるのだ」と言う。だが著者は、太平洋戦争をはじめとする史実を検証し、むしろ「平和な時こそ戦争の危機が訪れる」と、逆説的な歴史の教訓を説く。そして戦争は政治の延長であり、外交の一手段なのだから、国家はそのための戦略と戦術を「設計」しなければならないと訴える。他の追随を許さない「現実主義」に基づく、先駆的戦争論にして不朽の名著、堂々の復刊!
目次
- 第1章 人間は、なぜ戦争をやめられないのか—戦争を「善悪」や「良心」のレベルで捉える愚かさ(戦争とは、外交の一手段である;平和愛好家が「戦争屋」を育成する)
- 第2章 「戦争常識」の非常識—歴史の分岐点は、ほんの些細なことで決まる(はたして「歴史は必然」なのか—戦争突入の分岐点;軍隊の危機—「機能集団」の「閉鎖集団」化)
- 第3章 戦争とは何か、「戦争設計」とは何か—平和国家だからこそ「戦争設計学」の確立が急務(戦争は「政治の継続」である;なぜ今「戦争設計学」が不可欠なのか)
「BOOKデータベース」 より