日本史で学ぶ「貨幣と経済」
著者
書誌事項
日本史で学ぶ「貨幣と経済」
(PHP文庫, い104-1)
PHP研究所, 2023.2
- タイトル別名
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日本史で学ぶ貨幣と経済
- タイトル読み
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ニホンシ デ マナブ「カヘイ ト ケイザイ」
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注記
「日本史に学ぶマネーの論理」(PHPエディターズ・グループ 2019年刊)の改題、加筆・修正
文献あり
内容説明・目次
内容説明
なぜ日本では約700年も政府貨幣が発行されなかったのか?富本銭は貨幣として機能したのか。和同開珎銅銭のプロモーション戦略。金属貨幣に先行する手形という信用通貨。貯蓄手段の渇望が渡来銭に向かった。権力から独立した方法で貨幣量を維持。
目次
- 第1章 国家にとって「貨幣」とは何か—律令国家が目指した貨幣発行権(はじまりの貨幣;本格的な名目貨幣としての和同開珎 ほか)
- 第2章 貨幣の基礎理論を知る—マネーは商品か国債か(物々交換神話とマネーのヴェール観;負債としてのマネーと貨幣法制説 ほか)
- 第3章 信頼できる債務者を求めて—貯蓄への渇望が銭を求めた(古代から中世の日本経済;銭なき時代から貨幣の機能を考える ほか)
- 第4章 幕府財政と貨幣改鋳—日本における「貨幣」の完成(三貨制度と江戸経済の260年;元禄の改鋳—名目貨幣への道 ほか)
- 終章 解題にかえて—歴史から考える転換期の貨幣(税金クーポンとFTPL;信頼できる債務者としての政府 ほか)
「BOOKデータベース」 より