書誌事項

李賀詩論

小田健太著

(早稲田大学エウプラクシス叢書, 038)

早稲田大学出版部, 2023.3

タイトル別名

Li He's theory of poetry

タイトル読み

リ ガ シロン

大学図書館所蔵 件 / 34

この図書・雑誌をさがす

注記

英語タイトルは標題紙裏による

学位論文「李賀研究」(博甲第8434号)に修正を施した上で、補論を付加したもの

李賀詩題索引: p243-244

書名索引: p245-247

人名索引: p248-252

内容説明・目次

内容説明

“鬼才”と称される李賀の詩がいかにして独自なのかを浮き彫りにする。中国の詩歌が言語芸術として高みに至り、詩人たちが創作の苦悩を宿命づけられた中唐の時代。李賀はいかにして詩の沃野を拓いたのか—

目次

  • 上篇 表現における試行(既成の詩語の独自的使用—「落照」と「飛蛾」を例として;「花作骨」の批評効果とその淵源;閉塞感の表象—「酒闌感覚中区窄」の句をめぐって;「雁門太守行」の初二句について;詩的素材の自在性—「碧血」の系譜を例として)
  • 下篇 自己表象論(疾病表現について自他の間を取り持つ媒介;年齢表現について屈折と疎外の自己表象;自称表現について表現者としての自己をめぐって;「感諷五首」論—自己認識の変容とその契機;他者としての李賀—黄景仁の李賀受容を手がかりとして)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD01106385
  • ISBN
    • 9784657238023
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpnchi
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 253p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ