書誌事項

江戸のはやり神

宮田登著

(法蔵館文庫, [み1-1])

法藏館, 2023.3

タイトル読み

エド ノ ハヤリガミ

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注記

主要参考文献: p273-276

流行神関係年表: p277-314

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

お地蔵さん、お稲荷さん、七福神、エエジャナイカ—熱狂的信仰対象となった「はやり神」は、時に爆発的に流行し、不要になれば棄てられ、廃れていった。民衆文化が花開いた江戸時代、民衆の関心と欲求は神仏の盛衰さえ左右した。民衆は、なぜ、どのように流行神を生み出したのか。系譜、思想、霊験の細分化、流行神発生の仕掛人など、多様な事例から近世の流行神の特徴や機能を解明し、背景にある日本人の心理や宗教意識の構造にも迫る好著。

目次

  • 1 流行神の諸相(流行神の出現;願かけの諸相;流行神と地域社会)
  • 2 流行神の系譜(御霊信仰の系譜;和霊信仰の系譜;疱瘡神の福神化;福神信仰の系譜)
  • 3 流行神仏の性格(近世寺院と流行神仏;境内仏と鎮守神;霊験の機能化と統合化)
  • 4 流行神の思想(流行神と終末観;流行神と世直し;流行神とメシアニズム)
  • 5 流行神の構造(民俗神道としての流行神;人神と祀り棄て)

「BOOKデータベース」 より

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