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月の行方 2巻

慶徳麗 [著]

[書写者不明], 文久元 [1861]

  • 巻の1の上
  • 巻の1の下
  • 巻の2

Manuscript Text

Other Title

月の行へ

月行衞

月のゆくへ

Title Transcription

ツキ ノ ユクエ

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Note

和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成

写本

巻の1の下-2の巻頭の書名: 月の行へ

題簽の書名: 月行衞

題簽による巻次: 上, 中, 下

前言に「此月のゆくへ三巻ハ伊勢山田の御師慶徳三郎太夫が妻の麗といへるがかける也此女常に物語ぶみを好みて其すぢのふみどもおほくつくり出たる其ひとつにて三鏡(水鏡大鏡増鏡)の文躰になぞらへて高倉帝安徳帝二代の事をしるせり其こゝろざし弥世継の今世にうせたるを補はんとなるべし又池の藻屑といへるふみ七巻あり増鏡の次を慶長までかきつゞけたるものにてはやう世におこなハれつれど此月のゆくへハいとまれまれにて人もしらでへしが山田人何がしのもとに持つたへたるをさゝなみのやのあるじ(清水濱臣)がうつしとゞめてもてるをゆくりなくあがなひえたれど我ひとりわたくしものにひめおかむとねぢけがましうおもへバおなじこゝろの人たちにもみせまほしうてふたゝびかうハうつさしめたるなりけり文久とあらたまれるとしのうづぎのすゑつかた ふみのあき人花のやのあるし 岩もとの蛙麿しるす」とあり

印記: 「陽春廬記」,「南葵文庫」

朱墨書き入れあり

Details

  • NCID
    BD01129926
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    [書写地不明]
  • Pages/Volumes
    3冊
  • Size
    27cm
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