月の行方 2巻
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Bibliographic Information
月の行方 2巻
[書写者不明], 文久元 [1861]
- 巻の1の上
- 巻の1の下
- 巻の2
Manuscript Text
- Other Title
-
月の行へ
月行衞
月のゆくへ
- Title Transcription
-
ツキ ノ ユクエ
Available at / 1 libraries
-
General Library,University of Tokyo
巻の1の上G24:7970008631913,
巻の1の下G24:7970008631921, 巻の2G24:7970008631939 -
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Note
和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成
写本
巻の1の下-2の巻頭の書名: 月の行へ
題簽の書名: 月行衞
題簽による巻次: 上, 中, 下
前言に「此月のゆくへ三巻ハ伊勢山田の御師慶徳三郎太夫が妻の麗といへるがかける也此女常に物語ぶみを好みて其すぢのふみどもおほくつくり出たる其ひとつにて三鏡(水鏡大鏡増鏡)の文躰になぞらへて高倉帝安徳帝二代の事をしるせり其こゝろざし弥世継の今世にうせたるを補はんとなるべし又池の藻屑といへるふみ七巻あり増鏡の次を慶長までかきつゞけたるものにてはやう世におこなハれつれど此月のゆくへハいとまれまれにて人もしらでへしが山田人何がしのもとに持つたへたるをさゝなみのやのあるじ(清水濱臣)がうつしとゞめてもてるをゆくりなくあがなひえたれど我ひとりわたくしものにひめおかむとねぢけがましうおもへバおなじこゝろの人たちにもみせまほしうてふたゝびかうハうつさしめたるなりけり文久とあらたまれるとしのうづぎのすゑつかた ふみのあき人花のやのあるし 岩もとの蛙麿しるす」とあり
印記: 「陽春廬記」,「南葵文庫」
朱墨書き入れあり