越境兵士の政治人類学 : 英国陸軍グルカ兵の軍務と市民権
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越境兵士の政治人類学 : 英国陸軍グルカ兵の軍務と市民権
風響社, 2023.2
- タイトル読み
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エッキョウ ヘイシ ノ セイジ ジンルイガク : エイコク リクグン グルカヘイ ノ グンム ト シミンケン
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越境兵士の政治人類学 : 英国陸軍グルカ兵の軍務と市民権 / 上杉妙子著
BD01809250
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越境兵士の政治人類学 : 英国陸軍グルカ兵の軍務と市民権 / 上杉妙子著
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注記
独立行政法人日本学術振興会令和4年度科学研究費助成事業 (研究成果公開促進費, 課題番号:22HP5095) の交付を受けて刊行されるもの
参照文献: pvi-xxxviii
内容説明・目次
内容説明
外国人兵士の軍務と市民権はいかにして結びつくのか。「傭兵」は果たして、便利な「道具」であることに安々と甘んじているのだろうか。英国に雇用されてきたネパール出身グルカ兵に焦点を当て、彼らの市民権交渉の複層的な様相、そして軍隊と社会の「もつれた」関係を描き出す。
目次
- 第1部 グルカ兵雇用の歴史的背景(外国人兵士の軍務と市民権;グルカ兵の誕生―香港返還より前の雇用)
- 第2部 ネパール市民権の維持のための境界作業(ネパール人アイデンティティの構築と維持、血統的再生産;駐屯地の宗教の二つの顔―歴史的背景と政策、実行の仕組み;駐屯地の宗教の二つの顔―教義と見解)
- 第3部 グルカ兵の市民権の再定義(雇用政策の変更と英国陸軍への統合の深化―グルカ次元の解体;英国社会への国家レベルの統合を目指して―グルカ正義運動に見る市民権交渉;英国社会への地域レベルの統合を目指して―英国グルカ福祉協会の市民権交渉;ネパール社会への越境的再統合を目指して―「ネパール市民権の継続」運動に見る市民権交渉)
- 結論
「BOOKデータベース」 より