なぜ、自粛警察は日本だけなのか : 同調圧力と「世間」
著者
書誌事項
なぜ、自粛警察は日本だけなのか : 同調圧力と「世間」
現代書館, 2023.3
- タイトル別名
-
なぜ自粛警察は日本だけなのか : 同調圧力と世間
- タイトル読み
-
ナゼ、ジシュク ケイサツ ワ ニホン ダケ ナノカ : ドウチョウ アツリョク ト「セケン」
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内容説明・目次
内容説明
日本はますます生きづらい国になっている!いったいなぜなのか?本書は、これを生み出す強い同調圧力の根底にある「世間」を解析し、近年「世間」が肥大化し、社会が消滅していることを暴き出す!
目次
- 1 同調圧力をかけてくる「世間のルール」—日本の「息苦しさ」の根底にあるもの(同調圧力の根源にある「世間」;「お返し」ルールは相手に重い心理的負担を負わせる ほか)
- 2 日本は同調圧力の陳列室になった—新型コロナ禍があぶり出したもの(「法のルール」に頼る欧米、「世間のルール」に頼る日本;日本特有の「コロナ感染者差別」のワケ ほか)
- 3 「小室さんバッシング」の意味するもの—天皇制をめぐる同調圧力(エスカレートする「小室圭さんバッシング」;何はともあれ、まず謝罪を求める「世間」 ほか)
- 4 若者のあいだに蔓延する「宿命主義」の気分—「世間」の肥大化と社会の消滅(「親ガチャ」の根底にある「宿命」というコトバ;“後期近代”の高原期に生きるということ ほか)
- 5 自暴自棄による「ヤケクソ型犯罪」をめぐって—「死刑になりたい」という奇妙な動機(“後期近代”への突入と「ヤケクソ型犯罪」;「附属池田小事件」における「宿命主義」の登場 ほか)
「BOOKデータベース」 より