人新世の風土学 : 地球を「読む」ための本棚
著者
書誌事項
人新世の風土学 : 地球を「読む」ための本棚
(地球研叢書)
昭和堂, 2023.3
- タイトル別名
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Fudo in the Anthropocene : finding a new environmental mode between human beings, living things, and things
人新世の風土学 : 地球を読むための本棚
- タイトル読み
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ジンシンセイ ノ フウドガク : チキュウ オ「ヨム」タメ ノ ホンダナ
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注記
参照文献: p191-201
内容説明・目次
内容説明
東アジア漢字圏では、「文」はこの世界にあまねく存在するという考えがあり、文を読むことと地球を読むことは等価であるといえます。そこで本書では、洋の東西を問わず、文学・歴史・哲学など人文学の名著から、「人新世」時代の地球を読み解きます。
目次
- 人新世の地球環境学—まえがき
- 第1章 物語と風景(水面からのまなざし—野田知佑『日本の川を旅する』;歩くことから見えるもの—鶴見良行『マングローブの沼地で』鎌田慧『ぼくが世の中に学んだこと』ノーマ・フィールド『天皇の逝く国で』 ほか)
- 第2章 未来と想像(システムとしての地球科学—安成哲三『地球気候学』;ミクロの線で書かれた水墨画のようなかそけき未来—朝吹真理子『TIMELESS』 ほか)
- 第3章 存在と世界(人・技術・自然—コロナの時代にハイデガーを読む—ハイデガー「技術への問い」;環境と自己—意識空間の構造と言語—井筒俊彦『意識と本質』 ほか)
- ことばの花束—あとがきにかえて(外間守善・仲程昌徳・波照間栄吉編『沖縄 ことば咲い渡り』)
「BOOKデータベース」 より