羊と長城 : 草原と大地の「百年」民族誌

書誌事項

羊と長城 : 草原と大地の「百年」民族誌

楊海英著

(静岡大学人文社会科学部叢書, No.76)

風響社, 2023.2

タイトル別名

羊と長城 : 草原と大地の「100年」民族誌

羊と長城 : 草原と大地の百年民族誌

タイトル読み

ヒツジ ト チョウジョウ : ソウゲン ト ダイチ ノ「ヒャクネン」ミンゾクシ

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注記

一次史料と参考文献: p721-735

内容説明・目次

内容説明

本書は1991年から1年に及ぶ、著者のオルドス高原での調査日誌である。しかし、その時空は19世紀後半のイスラーム教徒の蜂起まで遡り、西のカトリック世界と中央ユーラシアを跨ぐ。この越域な視点が織り成すところは、モンゴル人と中国人の盛衰百年であり、異形の民族史=民族誌となる。

目次

  • 第1部 短い夏から不穏な秋へ(家路から世界史を体得する;中国に呑み込まれたモンゴル人達 ほか)
  • 第2部 白い冬(「沙を混ぜられた」自治区;失われた草原を取り戻す「真の英雄」 ほか)
  • 第3部 黄色い長城(神々の戦い;物理的防塁と心の壁)
  • 第4部 抑圧の春(養女を迎える;王様がいた頃の歴史 ほか)
  • 第5部 世界宗教の初夏(モンゴルに伝わって来たヨーロッパの「洋教」;帝国の白い旗 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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