コレラを防いだ男 関寛斎

書誌事項

コレラを防いだ男 関寛斎

柳原三佳著

講談社, 2022.11

タイトル読み

コレラ オ フセイダ オトコ セキ カンサイ

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注記

関寛斎の年譜:巻末

内容説明・目次

内容説明

時は幕末。かかれば3日で死んでしまう「三日コロリ」と呼ばれた恐ろしい病が、長崎から江戸へと広まり、大勢の命を奪いました。「江戸の台所」と呼ばれた銚子の町にコレラが入りこめば、江戸の復興どころではなくなります。世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス。今から150年以上も前の日本をおそったパンデミックの中、現代と変わらぬ「ソーシャル・ディスタンス」や「手指の消毒」を人々に伝え、銚子の町を守り抜いた医師がいました。知られざる幕末の偉人の一生を、物語のかたちで、わかりやすく伝えます。

目次

  • 第1章 佐倉順天堂(運びこまれた元力士;これこそが、西洋医学なのだ…)
  • 第2章 種痘を広める(西洋医学を志す若者が目指す場所;農家に生まれ、学問に目覚めて ほか)
  • 第3章 銚子での開院(乳がんの手術を決意した母親;銚子の町を治めていた男 ほか)
  • 第4章 コレラから銚子の町を守れ(救えなかった目の前の命;迷信が原因で発生した食中毒 ほか)
  • 第5章 戊辰戦争—戦火の中の出張病院(ポンペ医師の教え;腸チフスの感染拡大を抑える)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD0126644X
  • ISBN
    • 9784065293409
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    168p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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