「満洲国」以後 : 中国工業化の源流を考える Post Manchukuo industrialization : construction upon heritage
著者
書誌事項
「満洲国」以後 : 中国工業化の源流を考える = Post Manchukuo industrialization : construction upon heritage
名古屋大学出版会, 2023.2
- タイトル別名
-
満洲国以後 : 中国工業化の源流を考える
- タイトル読み
-
マンシュウコク イゴ : チュウゴク コウギョウカ ノ ゲンリュウ オ カンガエル
大学図書館所蔵 件 / 全97件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p323-336
内容説明・目次
内容説明
戦後の混乱と破壊を乗りこえ、社会主義化の最前線かつ最大の生産拠点へと成長した中国東北。鞍山や瀋陽といった巨大都市の内外で、帝国支配の「遺産」が時代をこえて幾重にも再編されるプロセスを初めて実証。改革開放後の変容も視野に、歴史を貫く流れを比類なき密度で描く。
目次
- 満洲国以後の東北工業
- 第1部 満洲国の遺産と国共内戦(鞍山の復興と中国企業の叢生—社会主義化の初期条件;国共内戦下の工業化—哈爾濱・瀋陽を移動する軍需生産;新京における工業化—膨張する「国都」とその限界)
- 第2部 共産党政権下の工業化(鞍山における基幹産業の構築—母企業の創設;旧日系企業の再編と「南廠北遷」—瀋陽・哈爾濱の重工業化の新展開;旧日系企業の下請から新中国の担い手へ—瀋陽における中国機械企業の変容;長春における工業化の展開—廃墟からの出発と自動車工業の創生)
- 第3部 社会主義改造の軌跡(鞍山における三反五反運動と公私合営化—企業改革と企業家の動向;急がされた社会主義改造—加工訂貨の効用と瀋陽・哈爾濱;長春の旧糧桟にみる戦後の企業再編—国共内戦期・共和国成立期の益発合)
- 東北の工業化から社会主義中国の工業発展へ
「BOOKデータベース」 より