『狐物語』とその後継模倣作におけるパロディーと風刺
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書誌事項
『狐物語』とその後継模倣作におけるパロディーと風刺
春風社, 2023.2
- タイトル別名
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狐物語とその後継模倣作におけるパロディーと風刺
- タイトル読み
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『キツネ モノガタリ』ト ソノ コウケイ モホウサク ニオケル パロディー ト フウシ
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注記
参考文献一覧: p399-408
内容説明・目次
内容説明
12〜13世紀の北フランスで成立した、狡猾な狐「ルナール」の物語群である『狐物語』とその後継作を、同時代の文学作品や宗教儀礼などに対するパロディーに着目しつつ詳解する。
目次
- 第1部 比較の視点と通時的視点からみた、『狐物語』における12・13世紀の恋愛物語のパロディー(中世文学におけるパロディーをいかに論じるか;同時代における他ジャンルの戯作風物語と比較した『狐物語』のパロディーの手続きの特性 ほか)
- 第2部 『狐物語』における「逆さまの世界」、定型表現のパロディー(告解するルナール狐とベルナール首席司祭―『狐物語』第17枝篇における「逆さまの世界」;人と会話をする動物―『狐物語』第12枝篇の場合 ほか)
- 第3部 『狐物語』のその後(ルナールと托鉢修道会―リュトブフ、『ルナールの戴冠』、『新版ルナール』;『新版ルナール』と『アーサー王の死』における運命の女神 ほか)
- 補遺(『パレルモのギヨーム』と『狐物語』―ジャンルのパロディー;クレティアン・ド・トロワの喪の嘆きの描写 ほか)
「BOOKデータベース」 より