国境産業複合体 : アメリカと「国境の壁」をめぐるボーダースタディーズ
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国境産業複合体 : アメリカと「国境の壁」をめぐるボーダースタディーズ
青土社, 2023.3
- タイトル別名
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国境産業複合体 : アメリカと国境の壁をめぐるボーダースタディーズ
- タイトル読み
-
コッキョウ サンギョウ フクゴウタイ : アメリカ ト コッキョウ ノ カベ オ メグル ボーダー スタディーズ
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注記
2021年度に中央大学大学院法学研究科に提出した博士学位論文「米国のホームランド・セキュリティと国境ガバナンス : 北米地域に関する政治学的考察」に大幅な加筆修正をしたもの
科学研究費補助金基盤研究(C)「国境の壁をめぐる国境産業複合体とガバナンス形成 : 米墨国境地域を事例として」(課題番号JP20K01526)の研究成果の一部
参考文献: 巻末pi-xxviii
内容説明・目次
内容説明
国境はもはや、国家と国家の間を区切るただの線ではない。監視技術やバイオメトリクスを駆使して、われわれの身体に刻まれるシステムと化している。国家とグローバル企業が手に手を取り合う、新たな国境政治のかたちとは何か。生活空間としての国境で展開される、新たなコミュニティ運営の可能性とは何か。航空産業、ITコンサル、軍需産業などを巻き込み展開される、国境政策の最前線。
目次
- 序章 9・11テロ以後の国境ガバナンスの変貌
- 第1章 境界研究の新しい地平
- 第2章 ホームランド・セキュリティと米国
- 第3章 米墨・米加国境の変貌―トランプの壁と「国境」の拡大
- 第4章 国境産業複合体―セキュリティの担い手たち
- 第5章 移民勾留の国境政治
- 第6章 生政治国境の生成
- 第7章 北米国境ガバナンスの苦悩
- 第8章 ローカル・イニシアティブ―国境地域からの挑戦
- 終章 二一世紀の国境ガバナンスに向けて
「BOOKデータベース」 より