演能空間の詩学 : 〈名〉を得ること、もしくは「演技する身体」のパフォーマティブ
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演能空間の詩学 : 〈名〉を得ること、もしくは「演技する身体」のパフォーマティブ
武蔵野書院, 2023.3
- タイトル別名
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演能空間の詩学 : 名を得ることもしくは演技する身体のパフォーマティブ
- タイトル読み
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エンノウ クウカン ノ シガク : ナ オ エル コト モシクワ エンギ スル シンタイ ノ パフォーマティブ
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内容説明・目次
内容説明
コロナ禍に明け、ロシアのウクライナ侵攻に暮れた、ここ何年間かの世界史的出来事は、従来のライフ・スタイルを一変させた。この時期を当事者として生き、その空気をめいっぱい吸い込んでそれに寄り添い、伴走するかのような心づもりで本書を書き上げた。
目次
- 第1章 問題の所在―テキストの「内」と「外」、もしくは『紫式部日記』に見る自己言及表現の行為遂行機能
- 第2章 真実から三番目に遠く離れて―「源氏能」に見る、「歓待」の作法としての「名指し」と「名告り」
- 第3章 はじめに「二人称」があった―「第四の壁」のへだて、もしくは独我論のくびきからの解き放たれ
- 第4章 かたらう「能」と、かたどる「狂言」―演能の(場)における、「アイ(間)」のはたらきをめぐって
- 第5章 きつねたちは、なにもので、どこからきて、どこへいくのか?―(名)を得ること、もしくは「演技する身体」の行為遂行機能
- 終章 民主の(かたり)―三谷邦明が源氏物語研究に遺したもの
「BOOKデータベース」 より