サロメ : 詩と散文のはざまに--ボードレール・マラルメ・フローベール・ユイスマンス

書誌事項

サロメ : 詩と散文のはざまに--ボードレール・マラルメ・フローベール・ユイスマンス

ベルトラン・マルシャル著 ; 大鐘敦子, 原大地訳

水声社, 2023.3

タイトル別名

Salomé : entre vers et prose : Baudelaire, Mallarmé, Flaubert, Huysmans

サロメ : 詩と散文のはざまにボードレールマラルメフローベールユイスマンス

タイトル読み

サロメ : シ ト サンブン ノ ハザマ ニ--ボードレール・マラルメ・フローベール・ユイスマンス

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注記

参考文献: p331-341

内容説明・目次

内容説明

ヨーロッパ世紀末における“宿命の女”(ファム・ファタル)の代表的存在であり、文学、絵画、オペラ、舞台、彫刻、バレエとあらゆる芸術分野で表象された“サロメ”。従来の比較文学や神話学的分析、精神分析や美術批評とは一線を画し、近代の偉大な文学者たちのテクストを対象として、間テクスト的、間生成批評的、間美学的手法を自在に用いながら、サロメ流行の根底にあった歴史的命題を浮かび上がらせる、マラルメ研究の泰斗による“サロメ”批評!

目次

  • ボードレール的序文として―『悪の華』からオリエントの踊り子へ
  • 『エロディアード』あるいは現代の美―悲劇から詩へ、詩から神秘劇へ
  • 『ヘロディアス』―オリエントの舞踏から完全なる詩へ
  • 『さかしま』―ボードレールとフローベールを通過したサロメ
  • 結論
  • 補遺

「BOOKデータベース」 より

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