なぜ公害は続くのか : 潜在・散在・長期化する被害
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書誌事項
なぜ公害は続くのか : 潜在・散在・長期化する被害
(シリーズ環境社会学講座, 1)
新泉社, 2023.4
- タイトル別名
-
なぜ公害は続くのか : 潜在散在長期化する被害
- タイトル読み
-
ナゼ コウガイ ワ ツズクノカ : センザイ・サンザイ・チョウキカ スル ヒガイ
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注記
文献一覧: 巻末pi-xxi
内容説明・目次
内容説明
公害は「過去」のものではない。問題を引き起こす構造は社会に根深く横たわり、差別と無関心が被害を見えなくしている。公害の歴史と経験に学び、被害の声に耳を澄まし、犠牲の偏在が進む現代の課題を考える。
目次
- 序章 公害はなぜ続くのか―不可視化される被害と加害
- 1 公害とは何か―被害拡大の構図と教訓(足尾銅山鉱煙毒事件にみる公害の原型;自然と生活を軽視する論理に抗う―新潟水俣病にみる公害被害の現在 ほか)
- 2 環境的不公正の潜在と拡大―長期化・グローバル化する被害(食品公害問題の長期化―なぜカネミ油症被害者は被害を訴え続けなければならないのか;熱帯材と日本人―足下に熱帯雨林を踏み続けて ほか)
- 3 公害は終わっていない―新たな課題と経験の継承(NIMBYと「公共性」―産業廃棄物処理施設をめぐる公共関与と合意形成;水俣病にとっての六五歳問題―「先天性(胎児性)という問い」から ほか)
- 終章 不可視化に抗うために―公害を生み続ける社会をどう変えていくか
「BOOKデータベース」 より