震災を語り継ぐ : 関東大震災の記録と東日本大震災の記憶

書誌事項

震災を語り継ぐ : 関東大震災の記録と東日本大震災の記憶

石井正己著

三弥井書店, 2023.3

タイトル読み

シンサイ オ カタリツグ : カントウ ダイシンサイ ノ キロク ト ヒガシニホン ダイシンサイ ノ キオク

大学図書館所蔵 件 / 66

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

東日本大震災から12年、関東大震災から100年。記憶を風化させず記録をよみがえらせる。哀話や美談ではなく、あの時の状況と心情がつづられた文章の数々。「震災を語り継ぐ」ための方法をもとめて…

目次

  • 1 震災・復興と福島・岩手・宮城―民話の力(原発事故と昔話―今、梁川の昔話を語ること;地域の言葉で語ること―心を癒やす方言;復興を支える民話のカ―内発的発展の可能性)
  • 2 関東大震災の東京―作文の力(関東大震災の本郷―子供たちの声に耳を傾ける;関東大震災の本所―子供たちの体験を知る;小学一年生が書いた関東大震災―「震災を忘れない」ために;エリートたちの関東大震災―第一高等学校『大震の日』)
  • 3 三陸大津波の釜石―記録の力(釜石を歩いた柳田国男と佐々木喜善―「豆手帖から」と「辺土の浜」;残された教訓を未来へつなぐ―『地震並津浪の常識』の活用;明治三陸大津波と釜石―雑誌『風俗画報』に見る)
  • 4 柳田国男・宮沢賢治・井上ひさし―文学の力(河童や幽霊は今もいるか?―命を見つめて生きるための『遠野物語』;宮沢賢治を食う!―「グスコーブドリの伝記」など;渡された「思い残し切符」―宮沢賢治と井上ひさし)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ