社会のストレスとこころ : パーソナリティ障害と集団ダイナミクス

書誌事項

社会のストレスとこころ : パーソナリティ障害と集団ダイナミクス

手塚千惠子著

木立の文庫, 2023.3

タイトル別名

Social stress and mind : personality disorders and group dynamics

タイトル読み

シャカイ ノ ストレス ト ココロ : パーソナリティ ショウガイ ト シュウダン ダイナミクス

注記

文献: p129〜132

内容説明・目次

内容説明

個人が「社会」という他者と出会って生じる“ストレス”に、私たちのこころはどのように相対し、みずから修正して、健康を維持(あるいは回復)させているのでしょう?―本書が描くのは、そんな“こころの深部”どうしの出会いのダイナミクスです。社会という一般の視点+パーソナリティという個別の視点、その両眼視で、コロナ情況からウクライナ戦争まで、“集団という生きもの”の無意識が浮かびあがります。―なかでも「ストレス状況へのレスポンス」のキーポイントとして“自己愛性障害”というこころのあり様を、四つの実例から活写します。

目次

  • 集団のダイナミクス(集団のこころの動き;もうひとつの集団力動)
  • 精神分析的心理療法の実際(こころのあらわれ―言葉や考えが誕生する;自己愛世界に他者が登場する;夢想が明らかにしたもの;“中断すること”によって明示されたこころ;自己障害患者にどう関わるか)

「BOOKデータベース」 より

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