EU金融制度の形成史・序説 : 構造的パワー分析

書誌事項

EU金融制度の形成史・序説 : 構造的パワー分析

石田周著

文眞堂, 2023.3

タイトル別名

EU金融制度の形成史序説 : 構造的パワー分析

世界金融危機以前のEUにおける金融制度改革 : 金融機関等が行使した構造的パワーに着目して

タイトル読み

EU キンユウ セイド ノ ケイセイシ・ジョセツ : コウゾウテキ パワー ブンセキ

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注記

博士論文「世界金融危機以前のEUにおける金融制度改革 : 金融機関等が行使した構造的パワーに着目して」(立教大学, 2021年提出) をもとにしたもの

参考文献: p293-315

内容説明・目次

内容説明

世界金融危機以前に欧州連合(EU)で展開されてきた金融制度改革は、EUにおける金融の不安定化をもたらした。では、このような制度改革はどのようなメカニズムで生じたのか。本書は、スーザン・ストレンジのアプローチを応用し、金融機関や証券取引所のような民間アクターが行使した構造的パワーという視点から、EU金融制度の形成史を描く。

目次

  • 序章
  • 第1章 世界金融危機以前のEU金融制度改革に関する先行研究
  • 第2章 非国家アクターが行使する構造的パワーを捉えるための「3段階のアプローチ」―ストレンジのアプローチとその修正
  • 第3章 EU金融制度改革分析への「3段階のアプローチ」の応用
  • 第4章 EUにおける金融制度改革と金融機関等の構造的パワー
  • 第5章 EUにおける株式市場規制と金融機関・証券取引所の構造的パワー
  • 第6章 EUにおける金融担保規制と金融機関の構造的パワー
  • 第7章 クロスボーダー銀行M&Aに関する規制と大手銀行の構造的パワー
  • 第8章 EUの国家補助規制政策のドイツ州立銀行への適用と金融機関の構造的パワー
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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