あらわれを哲学する : 存在から政治まで
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あらわれを哲学する : 存在から政治まで
晃洋書房, 2023.3
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アラワレ オ テツガク スル : ソンザイ カラ セイジ マデ
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Description and Table of Contents
Description
世界は、その根本のところで、(なにかが・なにかに対して・なにかとしてあらわれる)というあり方をしているのではないか。これが私たちの直観である。そしてこの直観は、さらなる哲学的探究へと開かれていく。
Table of Contents
- 第1部 ある(存在と真理;存在と真理における「多と一」;無と持続―メルロ=ポンティによるベルクソン批判を巡って)
- 第2部 あらわれる(意識を意識する―「意識」概念への媒介論的アプローチ;体験の一回性について;像はどのようにあらわれるのか―フッサールの像意識論を解釈して擁護する;魔術とは何か―自然主義的アプローチ)
- 第3部 かんがえる(デカルトと合理主義の臨界;哲学は遅れて―メルロ=ポンティと構造の問い;認識と倫理―水俣から問われる哲学)
- 第4部 よくいきる(現れを迎え入れるという倫理;レヴィナスにおける悪と責任;私は「私」から出られるのか)
- 第5部 ともにある(喪失という撹乱―死別を中心に;不可視性と共同体の倫理―アウグスティヌス「説教」九九における聖書解釈から;自由と政治(ただ共にある)ことを護る)
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